宗教法人 自生常樂会

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心のことばkokorono kotoba:everything changes according to one's own mind.

2021年9月21日 25日/あいリレー施設お参りの会 彼岸出張法要

あいリレー福祉事業グループの事業所を訪れて、彼岸の法要を行い、

利用者様や職員のご先祖様の供養を勤めさせて頂きました。

今回も利用者様にはリモート配信です。

今回の参加者数は8事業所合わせて252人になりました。

 

説法

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今日はお彼岸の期間中ですので、皆さんと一緒にご先祖様の供養をさせて頂きました。

お彼岸には皆さんお墓参りに行きますね。なぜお墓参りをするのでしょう?

お彼岸は私たちが仏になるため、成仏するため、すなわち悟りを得るための修行をする期間なのです。その修行にはお墓参りをしてご先祖様に感謝をする、ということもあるのです。

私たちはこの世で生きているだけでも修行をしているのです。私たちの心にはあれが欲しいこれが欲しいという貪り(むさぼり)の心、あれも面白くない、これが気に入らないと怒ってばかりいる瞋り(いかり)の心、文句ばかり言っている愚痴の心もあります。このような気持ちを少しでも抑えてみましょう。そうすれば、きっと周りにいる人たちが幸せな気持ちになれると思います。

もう一つ、自分が幸せだなと思うことを他人にも分け与えてください。

幸せは自分の心の中にあるのです。分けても減りません、それは心の問題だからです。ですから、幸せだと思うことを自分の家族や友達、周りにいる人達にちょっとでいいから分けてください。そうすればみんな幸せになれると思います。

そして、こうして生きていることを感謝し、お仏壇に手を合わせたり、観音様さまにお願いしてください。そして、お願いするだけでなく自分も修行をして、このお彼岸の期間をお過ごしください。

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