2021年7月7日/茶道稽古(石岡研修道場晋山荘)
七夕の日の茶の湯。織姫様の糸巻の形の香合で、七夕飾りが描かれています。
本日は笹と糸巻の形の干菓子でした。
【銀河落九天(ぎんがのきゅうてんからおつるかと)】
李白の詩「望蘆山瀑布」
日照香爐生紫煙
遥看瀑布挂長川
飛流直下三千尺
疑是銀河落九天
日の光が香炉峰を照らすと、紫の靄(もや)が立ち登る。
はるか遠くに、滝が長い川を掛けて流れ落ちているのが見える。
飛ぶように激しい水は、まっすぐ三千尺も下へと流れ落ちている。
あたかも天の川が天空から落ちかかるかのように思われることである。
銀河のてっぺんから、水が轟音とともに落ちていく・・・その迫力が目に浮かびます。